好きなドラマはいっぱいある
その中でも今日挙げるのは「おいハンサム‼」。
「食べて、恋して、人は生きている…」
クスッと笑えて、お腹もすく、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる見たことのない最新コメディ。というちょっと控え目なうたい文句で2年前にオンエアした『おいハンサム!!』はフタを開けてみると視聴者の想像の斜め上をはるかに行き「新しいホームコメディ」というジャンルや枠組みをはるかに超えたハイブリッドでパワフルな「何か」であることが判明した。
何が好きってこの引用からも滲み出ているように、飾らないホームコメディみ。
前半だけでも十分ドラマの紹介になってるのに、後ろの段落がつくことによって「ア~なんか、ただのほっこりドラマじゃないんだな」て感じがする。
実際ドラマのシーズン1・2を観てファンになった者としてはすごくしっくりくる概要文だ。
おいハンサムの好きなとこ
お父さんがかっこいい。
吉田鋼太郎さん演じる伊藤源太郎さん。
こちらが主役ですね。
お父さんの仕事っぷりがカッコイイ。
娘たちに対する愛の深さがカッコイイ。
いばらない、怒らない、静かに名言を残す、スーツが程よくカッコイイ、家族に見せる家着のダルみがカッコイイ、家が昭和渋くてカッコイイ、美味しいものを美味しいと食べる。
すごく人間味に溢れるのに成熟されたオトナ気も溢れる。
娘たちや部下に対してよく名言を残すのだが、周囲の人間は羨望の眼差し100%で教祖を崇めるようだったり、逆にオッサン何言うてんねんとディスられたり止められたり、そのどっちでもない。
特に娘たちは「出たよ、ハンサムで。」「何言ってんのハンサムで。」とどこか呆れたようとも憂うようとも取れるような、親子ダナ~と感じさせる独特の表情と声色でそっと見守るのだ。
この距離感が良い。なんかずっと心地いい。
水戸黄門の印籠の如く、どんなエピソードでも回の最後にハンサム講釈モードが入るのも「オーッ!出た出た!」となんか嬉しくなるのも良い。
きっと他の人が言うと鼻につくような名言もなんか優しくて面白くて真面目で聴いちゃう。
例えばこんなの。
「人生は冷蔵庫のネギの切れ端と同じだ。ピッタリ使い切ることなんてできない。やり残しを恐れずに、前向きに生きろ!やり残しのある人生こそ、素晴らしい人生だ」
「人生は選択の連続だ。選ばなかった選択肢の先に何があったか。知りたくても知りたくなくてもかまわない。選んだ道を歩き、さらに選び続けなさい!生き続けなさい!」
これの後に「ハンサムでなにいってんの」という娘たちのツッコミがセットで、私の耳や脳にスンと入ってくる。
なんか気持ちいいんですよね。
♡
あと実はお母さんもカッコイイ。
MEGUMIさん演じる千鶴さん。
お父さんの尊厳を守り立てつつどこか余白のある、全て真っ向からウンウンと受け入れ続けるわけではないのに、サラリと流しながら受け止め続けるその姿勢がカッコイイ。
なんか動じない。
お父さんや娘たちが喋ってても大体「そうね、そうね、」と言ってお茶をすすってる。
とはいえ話聞いてない系のおばちゃんではない。
あんな余裕のある聞き上手になりたいな。
ドラマにくらべた映画の感想
ドラマに比べて親子の愛に特にフォーカスが当たっているなと感じました。
脇役で出てくるそれぞれの職場の人たち(これまた個性的でおもしろい)なども、相変わらずの存在感ではあるが。
娘を想っての源太郎お父さんの言動はひとつひとつに愛が溢れている。
そうそう。
そこなんだよな。
お父さんの名言シーンが鼻につかないのは、決してカッコイイと思われたくて言っているわけではないのだ。
本当に愛ゆえに出てくる言葉なんだ。
そう、だから、娘たちも「またか~」とはなりつつも。
その愛がなんだか伝わっているのでディスったりしないんだ。
♡
とはいえ今日の当記事のタイトルにあるように態態「愛してる」という言葉は使わない。
実生活でも「信頼してる」という言葉を使わずして行動でこんなにも「信頼されてる」と感じることがあるんだ、って経験を積み重ねています。
自分のこととなるとひとつひとつ大切に実感できていないことも多いなと最近は感じ反省したこともありました。
こうしてドラマで俯瞰して見るとわかりやすく入ってきた。
おいハンサムはまたそこが押しつけがましくないのがいい。
そして自分のことに置き換えて考えてみると「あれも愛だな」って思えて。
ホームコメディを観た後としては最高にええ感じに心に馴染んできました。
お父さんに会いたくなった
なんか上手いこと説明はできませんがお父さんに会いたくなった。
連絡して来週飲みに行くことになった◎
ウチのお父さんは源太郎さんみたいにハンサムになったりはしないけど笑
それでも振り返って感じてみると小さくてもわかりにくくても確実にそこに愛はあったな~と感じます。
今もきっとあるよ。
ネットフリックスで観ました。
原作マンガもあるらしい。







