2023-06-16

推しから貰う特別な栄養について

みなさんこんにちは。

ネルネルテルネのフジコです。

私は趣味が多く、その中でも舞台を観に行くのがかなり上位の好きなことであります。

先日SNSに「早乙女太一様を拝みに劇団朱雀の公演に行きました。」と記したところ、「フジコさん早乙女太一好きなんですか~!」と方方からメッセージをいただきました。

みんな!!!うんうん!!!そうやんな!!!気になるよな!!!ウンウン!!!!!

というわけで、今日はオタク特有の声高早口にて舞台の、そして推しの魅力について読みやすさガン無視で語らせてください。長いぞ!

➤➤目次

待って、まず目次が強すぎる…自分で書いといて眩しすぎて死にそう‥。

いくぜ!

◆名刺代わりの観劇履歴

できるだけ時系列に並ぶように努力します。

◯劇団☆新感線◯ 

・劇団☆新感線35周年 オールスターチャンピオンまつり 五右衛門vs轟天

・乱鶯

・Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン~

・髑髏城の七人 Season鳥

・修羅天魔~髑髏城の七人 Season極

・メタルマクベスdisc3

・偽義経冥界歌

・けむりの軍団

・月影花之丞大逆転

・狐晴明九尾狩

・薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-

…その他ゲキシネやDVDなどはありすぎて省略

◯新感線以外の舞台◯

・ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 森山未來版

・ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 浦井健治版

・ヒトラー、最後の20000年

・ヤングフランケンシュタイン

・ロッキーホラーショー ’17年版

・プルートゥ

・笑う男

・キンキーブーツ 三浦春馬版

・衛生 リズム&バキューム

・宝飾時計

・劇団朱雀 復活公演

・劇団朱雀 祭宴

といったところです!

すごい!いっぱい見たね~~私!

そう、私は劇団☆新感線が大好きです。

大人になってからちゃんと観たお芝居の最初が新感線の35周年記念の五右衛門vs轟天という、舌が肥えざるを得ない展開。

しかもあの時確か前から3列目とかやったんですよ…そりゃ沼るしかないんよ…。

新感線好きとはいえ、看板役者の古田新太さんや橋本じゅんさんが必ず毎回出られるわけではないので、多分一番回数多く見てるのは劇団員の粟根まことさんや高田聖子さんだと思います。

東京豊洲のIHIステージアラウンドという客席が周り、360度舞台があるという頭のおかしい(褒めてる)劇場でのこけら落とし公演で新感線が2年半ぶっ続けたときは3回遠征しました。

髑髏城鳥、髑髏城極、メタルマクベス3です。

好きな劇場は‥フェスティバルホールかな‥!音がやはり綺麗に響きますので、ミュージカル映えがすごいです!

お芝居のみならずミュージカル系もよく見まして、右近健一さんや冠徹弥さんなど大好きです!(ミュージカルにしてはメタルすぎる)

全人類知っていると思って言わなかっただけですが、天海祐希様のお歌も素晴らしいです。

最近見た宝飾時計の高畑充希さんの歌も心に響きまくりました。

脚本は中島かずきさんのが好きです。体調がいい時に見る宮藤官九郎作品も楽しいです!

一度ヒトラー最後の20000年で経験したケラリーノ・サンドロヴィッチさん脚本のお芝居は、異世界過ぎて脳ぐちゃぐちゃになりました。途中から何されても笑ってしまってたので、ほんまに頭おかしくなってしまったと思われます。

あまり多く経験はないのですが、衛生で見た尾上右近さんの大見得が素晴らしかったので、歌舞伎役者の方の演目にも今後注目したいです。

ヤングフランケンシュタインで、幕開けから30分くらい出ずっぱりだったムロツヨシさんがもう存在自体が喜劇ですごかった記憶があり、いつか開催されるならムロ式に行ってみたいという夢があります。

Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン~という演目は今見返しても激強キャストで、生田斗真さん小池栄子さん中村倫也さんみなさん演技も歌も上手くてめっちゃくちゃ楽しかったです。

それから

いやさてさて、一旦次の段落へ続く…。

◆森山未來のヘドウィグ

舞台を観に行く、ミュージカルを鑑賞する、などというのは子供の頃は本当に縁のない話で、小学校の芸術鑑賞とかいう行事で劇団さんがお芝居しに来てくれるとか、高校時代に遠足的なアレで文楽を観に行くとかしかしたことがありませんでした。

一方高校、大学時代はとにかく映画を見まくっていて、ツタヤでDVDを一週間に何本も借りては自室のPCでチマチマと鑑賞する日々でした。

ネットフリックスとかなかったからね。DVDをツタヤで借りることが画期的だったのよ。

洋画も邦画もアニメも実写もいっぱい見ました。ちなみにインド映画にハマるのはもっともっと後の話。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチという作品は私がハタチくらいの時にDVDを借りて見たアメリカの映画でした。

センセーショナルな題材でしたが、ミュージカル風味の演出で、歌も物語も心に響いた作品でした。

その初めてのヘドウィグからしばらく経って、何で知ったか忘れたけれども、ウーンあの頃はスマホが馴染み始めたくらいの時期だったのかな?ネットニュースだったような気がする、森山未來がミュージカルでドラァグクイーンに!みたいな記事を見たんですよね。

あれ!ヘドウィグやん!と。

その頃の森山未來のイメージって、モテキとか、ちょっと前にウォーターボーイズとか?自分の中では静かそうなイメージだったので、ヘドウィグを森山未來が~!?って無性に気になってしまったのです。

それがキッカケで生まれて初めて自分でチケットを取って、舞台作品を観に行くことにしたのであります。

なんばのZeppやったかな~2階席の一番端っことかだった気がする。

ひとりで行ったんですが、なんかソワソワソワソワして、めちゃくちゃ早く着いてしまったのもいい思い出。

2階席の後ろの方ってめっちゃ後ろの方やん!見えるんか?ってドキドキドキドキして、暗くなって、開演して‥。

いやあ、あの時の森山未來の超絶えげつないインパクト爆弾がなければ、きっと今こうして舞台観劇が趣味になってないだろうな。

劇場の隅々まで響き染みわたる声の重さ、軽やかで突き刺すような体の動き…。

確か二人芝居だったんですが(ヘドウィグは大体そうやんね)22歳とかそこらの生娘には衝撃過ぎて、その数時間で森山未來から放たれた全てにこっちが過呼吸なりかけながら帰路についたような気がします。

確か後半ヘドウィグが狂い出す頃に、舞台が暗くなって、体に蛍光塗料を手でザーっと塗って模様みたいなのを描きながらダンスをするシーンがあって(文字起こしすると異常)、なんかそれをめちゃくちゃ覚えています‥。

森山未來って、というか人間ってこんな動き出来るんや???????滞空時間って生身の人間に存在するの??????どう動いてんの????????どう声を出してるの??????マイクなの地声なの?????????ってなったんですよね。

ウワ~~!!全然うまく説明できてね~~!!!!

でもなんかとにかくすごかったんですよ。(語彙力)

こんなに異世界に飛ばしてくれるようなエンターテインメントがあるんだって知って、大人になったらもっといっぱい見たい!と思った若かりしフジコでした。

◆古田新太の石川五右衛門

ふう。やば‥まだ第一章しか書いていないのにあの時の森山未來を思い出すだけでなんか脳みそが熱い。大丈夫かな…。

まあ時は意外と戻ることになりますが、劇団☆新感線と私の出会いは新聞広告でした。

生意気ですが子供の頃から新聞読むのが好きで、当時一緒に住んでいたじいちゃんと私だけが家の中で新聞ヘビーユーザーでした。

テレビ欄の横ってエンタメ系の広告が載せられていることが多くあって、縦長の決して大きくはない広告欄、あれはまごうことなき髑髏城の七人がそこにありました。

そんなに大きい掲載じゃなかったけどなんかインパクトがあってすごく覚えていて。わたし中学生ぐらいかな?

古田新太がセンターにいたので多分2004年版の髑髏城の七人。所謂アカドクロというやつ‥になるのかな多分。

衣装もカッコイイし、古田新太って当時木更津キャッツアイというドラマでわけのわからん役(笑)をしていたイメージだったので、こんな時代劇もやる人なんだ~??!?というのでなんか覚えてるんですよね。

中学生とかの私は学校行事の芸術鑑賞しか知らんから、自分が観に行けるなんてそうそう思っていなくて、なんかとにかくカッコイイ!なんかわからんけど痺れて憧れたんですよね。その感覚が大人になってもありました。

なんかあの新聞広告はずっと覚えていて、私の脳みそからこびりついて離れない古田新太の捨之介。

ここで一旦髑髏城の七人の説明をします。

劇団☆新感線の代表的作品である「髑髏城の七人」という演目があります。

1990年(ワシ生まれる前年や)の初演から、今に至るまで何度も上演されています。

キャストや設定を少しずつアレンジし、上演会場も様々流れながらもベースとなるお話は一緒で、これまで関わった役者たちの顔ぶれをウィキペディアで調べたらもうその豪華さにコレまた脳みそ熱々になりそうです。

主役は、玉転がしの捨之介。

これまで捨を演じたのは古田新太、市川染五郎、小栗旬、阿部サダヲ、松山ケンイチ、福士蒼汰、宮野真守、天海祐希(天海祐希ィ!?ってなるよなわかる)

「浮世の義理も、昔の縁(えにし)も、三途の川に捨之介!」という名乗りと共に歌舞伎の拍子木がチャチャン!って鳴ってね…。それはそれは興奮するのですよ…。

内容は、新感線の座付作家の中島かずき氏、座付演出家のいのうえひでのり氏が描く時代劇。

いのうえさんの構想するお芝居はいくつかジャンルがあるとされていて、髑髏城の七人は「いのうえ歌舞伎」と称されています。

えっ話変わるけどさ~、ウチの夫、梅田の信号待ちでいのうえさんとすれ違ったことがあるらしくて!

「おわ~~!!向かいからいのうえさん歩いてくる~!!!!激しそうなバンドTシャツ、ホンマにいつも着てるんや~~!!」とドキドキしながら涼しそうな顔で「こんにちは!」と挨拶したことがあるそうです。なんか笑う。

「オッ、こんにちは。」と返してくれたらしい。すれ違いざまに普通のトーンで成人男性にこんにちはって言われたら関係者かなんかかな?ってなりそうやもんね。知らんけど。

いやほんで、

私が劇団☆新感線を初めて観に行ったのは夫の影響なんですよ。

お子様だったころに新聞広告で憧れた新感線‥大人になって出会った夫がたまたまホントにたまたま舞台観劇が趣味で。

付き合いたての頃に劇団☆新感線35周年記念公演があり‥

「こういうの好き?もしよかったら一緒に見に行く?」と誘ってもらい‥

ほいで、今に至るんですわ…!

なんかこうやって流れを書くと胸熱やわ。これまでの歩みを感じる‥。生で見るお芝居が好きだ‥。

この章のタイトルになってる石川五右衛門の話ぜんぜんしてへんやん!

新感線の看板役者である古田新太さんの代表作のひとつに、石川五右衛門シリーズがあるんですよ。もちろんいのうえさんの演出で。

「五右衛門ロック」という歌モノシリーズがあって、その派生で「薔薇とサムライ」シリーズでは天海祐希さん演じる海賊アンヌと五右衛門の演目がこれまた豪華などんちゃん騒ぎでね‥。

古田新太演じる石川五右衛門は新感線の中でも重要なキャラクターなので、周年記念公演でも主役になったというわけです。

この年から1年に1回以上は生の古田新太さんを劇場で見ないとやっていけない体になってしまった私であります。

いつかどっかのフラッと入った飲み屋で古田さんと酒を酌み交わしてみたいです…ハイ…。

◆三浦春馬のキンキーブーツ

新感線の劇団員ってそう多くはないんですよ。

吉本新喜劇と違って(例えが大阪過ぎる)、団員だけで行われるわけではないんですね。

毎度ゲスト的に役者を揃えて、もちろん団員も出て、というお芝居が行われます。

後述する早乙女太一もですが、小栗旬や阿部サダヲや森山未來、天海祐希とか松雪泰子とか小池栄子とか、池田成志に生瀬勝久に、生田斗真とか、「オッ!また新感線にこの役者さんが!」とキャスト発表で名前を見かけるだけで嬉しくなっちゃう人が何人もいます。

三浦春馬も新感線の演目で出たことがあり、私はその当時は縁がなかったのですが、夫が「いやあ~~めちゃくちゃ良かったゾ!!」と言っていたので、2016年に三浦春馬が主演でキンキーブーツをやると知ったときには「おおおお行こう!!」と血湧き肉躍る鼻息の荒いチケット争奪戦に応募しました。

我々こういう特別な日には贅沢を思いっきりしたいので僭越ながらいつもS席で申し込みするんですよ。

キンキーブーツ´16年も当たり前のようにS席で申し込んだところ、珍しく大全滅!!!

当時プロモーションも力入ってたし、テレビでも宣伝としてミュージカルの曲を一部やったりしててね‥主役のローラ役の美しい三浦春馬を歌番組とかで見てね‥見に行けないことを嘆きまくった私たちでした。

3年経って2019年に再演されるというニュースが入り!もう、後ろの方でもかまへん!とにかく現地に見に行きたい!!!とチケット争奪戦再挑戦しまして!!!

念願のチケットゲット!

初めて生で見た三浦春馬ローラはオリックス劇場3階席の最後列の端っこでした。

それでも嬉しかったな~私としてはヘドウィグ以来の最後列。双眼鏡必須!

いやそれがね、3階席の最後列でもね、、ホール全体の熱気が凄くて‥!

舞台上からのエネルギーが観客席全体にまで浸透して、その温度が3階まで直で染み上がってくるんですよ‥。

言葉どおりめちゃくちゃ暑かったです。

数々の舞台を観に行っているけど、登場と共にとか歌唱開始と共にとか、そういうタイミングで鳥肌が立った経験って少なくて。

三浦春馬のローラは鳥肌だったな~~~~!!!!!!!!!

歌も芝居も踊りも上手だった。。。

上手、っていう言葉が稚拙に感じるぐらいに会場全体を取り込むオーラがありました。

ただのフアンがこんなことを申し上げるのは恐縮なのですが、カンパニー全体が同じ方向を向いて演劇をしているかどうかって客席にも伝わることがあると思っていて。

前述した新感線に限らず、劇団員だけでの演目ばかりではないことが多いため、ひとつの演目の為に役者やスタッフさんが集められてカンパニーを組み、公演を行うのであります。

人間の集団ってどんな団体でもそんなん簡単にできることじゃなくて、例えば我々一般人でも転勤とか、クラス替えとかだってそうですが、集められてできた集団で何かをやり遂げる時に皆が同じ方向を向いて成し遂げるって、そんな簡単じゃないと思うんですよね。

そりゃそう!人間だもの。そこをアカンとか批判したいとかではなくて、基本それが当たり前だと思うんですが、

だからこそ「おおおお~~~!!!!この団体はまとまっている…!!!」みたいな時がすごく稀で貴重で輝いて見える、、気がするんです。

息がピッタリ!とかメンバーの実力が高い!とかそういうのとはまた違くて…。

とにかく、こう、分厚くて広くて上質な熱が客席にも伝わってくるときの感動がありまして…。

キンキーブーツはなんとなくそんな感じがしたんだよな。

もう生の三浦春馬を見ることができないなんて。悲しくて目頭が熱いです。

◆早乙女太一の劇団朱雀

さあ太一の話をするぞ!

三浦春馬さんもそうですが、早乙女太一さんも私同い年なんです。

小さい頃から芸能界で活躍されている様子をテレビなど越しで見ていました。

みなさんどういうイメージありますか?

私にとっては、踊り、殺陣(たて)、お芝居の、舞台役者早乙女太一です!

太一が生まれ育った劇団朱雀は大衆演劇の旅一座で、8年前にいったん解散。その後団員それぞれでのパワーアップ期間を経て2019年に再結成。その際に座長は太一のお父さまである葵陽之介さんから二代目早乙女太一になりました。

もとより新感線の舞台などで早乙女太一の、美しさしなやかさ力強さ華やかさ迫力目力演技力にクラクラしておりましたので、もちろん!もちろん’19年の復活公演は当たり前に観に行くで!という鼻息の荒さでした。

しかも演出や脚本や振付やらプロデュースも手掛けるとのこと‥これは‥推しを支えるフアンとして‥課金しなければ‥!!!いただける栄養素が潤沢なので本当に実質タダみたいな‥アレで‥ハイ‥。

大衆演劇って見たことなかったんですが、当時の勤め先でマダムたちに「劇団朱雀みにいくんです~♡」と雑談していたら、「アンタ…!!!!!めちゃくちゃええやないの!!!!!!!!!大衆演劇っていうのはね‥」と解説してもらったのが懐かしいです。

太一の劇団朱雀は一般的な大衆演劇よりも比較的大きなハコでやることが多いのもあってか、大衆演劇の客との近さという良さは残しつつも、大きいスケールに合わせた演出が特徴的な唯一無二の公演になります。(スラスラとでてくるオタク節)

2019年の復活公演ではこれまた~サンケイホールブリーゼの2階席…。キャパは900人ぐらいなので爆デカではないけども、結構後ろの方だったんですよね。

第一幕は女形の太一の舞踊ショー、第二幕でお芝居をして、第三幕は総出のお祭り騒ぎダンスを魅せてもらえるという構成です。

その’19年の公演でもたいへん元気をもらい、大興奮したのですが、「ん~!もっと小さいハコで近くで感じたいぜ~!!」と思ったのであります。

そして!!今年2023年、先週6月9日!

大阪城公園にできた新しい劇場「TTホール」での劇団朱雀公演!!!

我!座席六列目!!!!大歓喜!!!!!嗚呼!!!

全身の体温が上がる私‥当日はいつもより度数の高いコンタクトを入れて挑みました。

いや~~!6列目ハンパねええ~~~!!!幕全体が写せないんだが!!!!??!!!しかもセンターやないか!!!!ちょっと待って??これ生きて帰れるんか???????????冷えピタとか持ってきた方が良かったのでは???????????

そして幕開け‥(´;ω;`)ウッ…

幕が上がりチラと姿が見えるだけで観客席からは「太一ッ!!」の掛け声。ここでもう既にグッとなる。前の時は「二代目!」やったんよ、私が行ったときは、かもしれないけどね。

細い光線の照明が幾筋も客席を照らし、真っ白なライトで包み込まれた瞬間から感覚的には私そこで1人で…意味わからんよね…自分でも何を言うてるのかわからん…。

舞台と、私が一人で見ているような不思議な雰囲気にのまれて、

うわ~~~もうアレよ、早乙女太一様が曲に合わせて目を伏せたり、顔を上げたりしてくれるだけで嬉しい。嬉しいってこういうことなん。

胸鎖乳突筋が綺麗すぎない…??あの筋ってすべての人間にあるわけじゃないんちゃうの?????

どんな姿勢をとってもどこから見ても美しく見せることができるって神なの??

着物の裾や鬘の毛先にも神経が通っているの…?

どこをどう動かせばどう見えるかを全てわかっているのね…?

太一の女形…なんか…めちゃくちゃ…人間になってる………!!!!

なんか…演歌にもJ-POPにも合わせていろんな踊りを見せてもらえて、どれもストーリーが、、ストーリーが見えました…。

生歌ではない歌謡曲が流れる中、セリフもなく日本舞踊を舞われるシーンが殆どなのですが、、あえて魅力的な書き方をしなかったのですが、、なんかそれを見届けるだけで泣きそうに…。

舞台上での生着替えもえげつなかった‥なんなん‥。

私多分この30分、今年一番集中してました。

集中力鈍ってきているこの頃、特に今年はちょっと色々あって人間力下がり気味だったけど、なんか‥夢中になることで自分の全てをその瞬間に使うことが出来ました。

30分強の舞踊ショー、終わって休憩に入り、夫が目を合わせて言ったのが「…今の30分もっぺん見たいな…」でした。わかる!!わかるぞ!!!!同志よ!!!!!

第二幕のお芝居では途中まで誰かわからんぐらいの三枚目役‥。あの目はどうなってるの…。

大衆演劇スタイルで、何公演もあるけど毎度お芝居は違う演目をやってるらしいわ。なんやそれ‥。脳と体のキャパどないなっとんねん‥。

最終幕での舞踊ショーはまさに公演タイトルにある「祭宴」!

弟、早乙女友貴との殺陣もめちゃくちゃ圧巻‥!

今後も末永く、友貴も太一もできるだけ長い長物を持って振り回していただきたい!

なんか今回友貴さん太鼓叩いてたね????あれも良かったな…。6列目で聴く和太鼓響きすぎた…。

コロナ禍を経て声出しアリな展開にも胸熱であります‥!米米CLUBのMATA©TANAという曲で「待たしたなー!」『待ってたよー!』というコールアンドレスポンスがありまして‥ハイ‥!もんの凄い楽しかった!!!

大劇場ミュージカルとかとは違い、最後歌舞伎風の定式幕を座長自ら手で引いて終わるんですけど(大劇場だと上から降りてくる重いやつが多い為)、「みなさん!明日も!がんばってください!!!」って言うてくれるんですよ。そんなん言うてくれるのあんまり他でなくて、もうそれも嬉しい。嬉しい。うれしい。がんばれる。

とにかくなんだかものすごく大興奮のうちに3時間ちょっとが過ぎ去ってしまい、夢心地のままフワフワと帰宅しました。

なんでやろうな。いや、夢中になる要素が揃いすぎていたな。今回、なんかもの凄いグッときました。

全身が熱い。

久しぶりの前の方で見た生の舞台は、どっからどう見ても最高で、これからも楽しみ続けたい趣味のひとつであると心の底から思いました。

今秋には劇団☆新感線の「天號星」という演目で古田新太主演、早乙女兄弟ふたりとも出演というそれはそれは豪華なお芝居が待っています。

楽しみすぎてハゲそう・・・・・・・・。

最後に早乙女太一YouTubeよりオススメの踊り動画を置いておきます。

絶対見てね。いいか。絶対だぞ。

『暗夜の心中立て』石川さゆり
~Fire Bird~
『MATA(C)TANA』米米CLUB

↑これ’19年の復活公演のラストなんですけど、この演舞だけでアンコール4回も5回もあって、最後「さすがに!!!もう!!!!帰って下さい!!!!」って幕引いてたのが印象的です~♡

さあ

もし!

もし、、これで「ホォ~!」となったのなら、、是非!!!!現地で!!!!!

生はこれの1000000000000000倍カッコイイので!

劇場に行ってみて下さい!!!!!

さ、

脳みそ熱くなった森山未來の話して、新感線の胸熱エピソードもして、三浦春馬で目頭熱くして、早乙女太一で全身の体温が上がり、布教もしたし。これで終わりです。

なんか好きなので米米CLUBの本家ver待たしたなも置いきます!

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