2021-12-14

minneの真田さんは次元大介だった

皆さんこんにちは!

ネルネルテルネのフジコです。

カウンターに座ってキッチンの中を見るのが好き

生意気なことに、ハタチそこそこの時から一人で飲み屋に行くのが好きな人間でした。

人間好きの人間苦手な私にとって、「観察する」というのが性に合った楽しみ方で。

一人で座って、カウンター内の店員さんがキッチンの中で動くのを見るのがめちゃくちゃ好きでした、今も好きです。

そのお店で毎日働くことが体に染みついていて、

キッチンの中での動き方とか、物の位置とか、動線が刻み込まれているのがわかるかのような動き。

そういうプロの動き方ってすごくカッコイイなと!!

機械じゃなくて、人間で生き物で、それでいて滑らかな働きっぷりを見るとなんだか感動すらする時があります。

脳みそと体の端々がしっかりとリンクしている‥!ってなるんですよね。

最近はコロナ渦の影響もあってなかなか外食する機会が減ってしまったのですが、

それでもやはりカウンター内は聖地だと、今も思っています。

minneの真田氏に写真を撮ってもらいました

妹カナと姉フジコ

実は先日!

いつも販売でお世話になっている、minneの専属カメラマン、真田さんにウチに来て写真を撮ってもらいました。

真田氏Twitter➤https://twitter.com/snd_noko

minneとものづくりと➤https://minne.com/mag

「minneとものづくりと」は日本最大のハンドメイドマーケット、minneの中で更新されているマガジン形式のコンテンツ。

作家さんへの取材記事や、たのしい企画の紹介、おすすめのminneアイテムなどが紹介されています。

そんな「minneとものづくりと」の中で写真を担当されているのが真田さんです。

minneとものづくりとの記事で使われている写真の多くは、真田さんの撮り下ろしとなっています。

ネルネルテルネも、今秋の「UMAJOなグッズコンテスト」で見本作品を製作した際に物撮りをしていただきました。

真田さんのお写真は、minneのアプリやサイトではもちろん、SNSもフォローしていたので以前から気になっていました。

なんかとても透明感のあるお写真が多くて、それでいてシャキーンというよりは、優しい”もこもこ”に包まれているような気持ちになるんです。

どんな人なんだろう、、と興味をそそられていました。

そこで思い切ってDMしたのがキッカケで、ネルネルテルネのアトリエに写真を撮りに来てもらえることに!

撮影中の真田さんは、まさに、前段落で申し上げたような「カウンター内でのプロの動き」でございましたのです…。

真田さんは次元大介だった

見て見てっ

もうめちゃくちゃminneやん!!!minneとものづくりとやん!!!!!!

minneには1年ほどお世話になってきた私。

ほぼ毎日アプリを起動して、minneの空気を日常的に吸い込んでいる私からすると「めちゃくちゃminneやん!」となるお写真なのです。

昔から私はモデルではなく、カメラマンでもなく、クリエイターだったので撮ることも撮られることもあまり経験はありませんでした。

それこそminneでの販売を始めてから、よちよち歩きで作品の写真を撮り始めたぐらい。まだ首は座っていません。

つまり撮られ慣れていなさすぎるのです!

昔、作品写真集を作ったときも、カメラマンの隣でプロデューサー的な立ち位置でした。

ポートレイト撮影では沢山のカメラマンたちとご一緒してきましたが、私自身が被写体になるのはリアルガチで初めて。

それでいてこの自然な表情である。

隣に大事な人いるね?

その人とおしゃべりしているね??

もちろん隣にいるのは妹。

撮影は土曜の朝から始まりました。

ドキドキしながらピンポン待機する私たちの元にいらした真田さんは、とっても可愛らしい人。

まずはコーヒーを淹れてお話することから始まりました。

とても聞き上手で、すぐに打ち解けました。

「お話したい!」という気持ちと、「お話を聴きたい!」という気持ちが半々くらいになる心地よい時間。

おしゃべり盛り上がりすぎちゃって、高校時代のデザイン画とか出してきて、、

とにかくカメラが出てくる頃にはもう壁はなかったように思います。

真田さんのカメラはデジタルのものと、フィルム式のもの。

お話によると30年ほど前のフィルム式カメラだそうです。

デジタルなカメラはとても便利なもので、撮った瞬間にどういうのが撮れたか確認することができます。

光の量を調節することもできるし、グリッド線だって見ながら撮れます。

でもフィルムのカメラだとそうはいきません。

おとなの皆さんは思い出してね、私も子供の頃はフィルムのカメラしかなかったし、修学旅行には「写ルンです」をいっぱい持参しました。

現像するまでどういう写真が撮れているのか見えない!!!

そりゃそうなんですけど、デジタルのカメラやスマートフォンで慣れ切った人類である私たちにとってそれは、、なんだかすごく旧式というか、すっごく難しいものみたいな気持ちに‥なりませんか?

フィルム式のカメラを愛用する真田さん…彼は、まごうことなきレボルバー式のマグナムを使う次元大介なのであります‥!

ルパン三世の最新シリーズで先日、次元が相棒であるマグナムを修理に出す回がありました。

古い型すぎて、百戦錬磨の大おじい職人だとしても修理が困難‥部品もなかなか手に入らないんだと。

新しい型を勧められる次元。

それでも「俺にはコイツしかいないんだ」と相棒のマグナムを使い続けるのです。

確か部品の一部が割れていて、その影響で弾丸の軌道がゆがむとか…そんなんだったかな。

でも結局次元はその銃の変化に自らの方が撃ち方を工夫して添い遂げようとするんです。

そしてレボルバー使いの次元のどこが好きかと言うと、これに限るのですが、

レボルバー式は装填が自動じゃないので一手間かかるというか、、次の弾を撃つのに一呼吸要るのです。

そのため、次元大介の粋さ・ジャズさというのは「一発で決める」というその心にあるのだと思っています。

「次はない」というような、一弾と、一弾を発射する相棒と、一弾を狙う自身への信頼感。

「ガンマンは職業じゃない、生き方なんだ。」と言っていました。

渋い!!!渋すぎる!!!!!

めちゃくちゃカッコいい。

昔気質とはまた違うんです。

この、、この次元大介みを、、私は真田さんの撮影からも感じたのです。

なんかもうこれはうまく言えないのです。

カメラを構えてからの真田さんは、どういう気持ちで撮影されていたのでしょうか。

グッと近くに感じる瞬間もあれば、不思議とフーッと存在感が薄まって私たち姉妹だけがその場にいるような時もありました。

その強弱にすごく「人間味」を感じまして、接近しているわけではないのに呼吸が聞こえるようでした。

不自然な流れでの「こういうポーズして下さい」てのは一回もなくて、

とにかくあの瞬間を生きる私たちを写真に撮ってくれたのです。

この日、この時間を過ごした私たちの弾道が見えるようだ!

旦那でもこんな自然な写真は撮られへんのとちゃうか?

「自然な表情をみせる」と、「自然な表情で写真に写る」は全然違うんですね。

ご本人にもお伝えしたんですが、真田さんのポートレイトは「木曜日の夕方」とか「田舎で過ごす夏休みの午後」みたいな匂いがします。

ちょっとだけ漏れるようなセクシーさもあります。(急に小泉進次郎みたいなことを言う)

みなさんも是非、SNSなどでチェックしてみてください!

私は好きだ!

メンバー紹介のお写真にさせていただきます

これからネルネルテルネのメンバーを紹介するぜ!というターンの時は、撮っていただいたお写真を使います。

近日中に大きめのお知らせもあります!

そこでのお写真も真田さんのお写真です。

好きなタイプのお写真を撮るカメラマン真田氏に私たちを撮ってもらえて、とっても嬉しいです。

またどこかでご一緒できる日を楽しみにしています。

最後の一枚は、

小さくナハナハする姉と 話を聞いていない妹。

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