みなさんこんにちは。
ネルネルテルネのフジコです!
めちゃくちゃ久しぶりだ!!!
書きたいことはいっぱいあるのに、なかなか気軽にパッとPCを開けられない日々が続いていました。
忙しいを言い訳にするのは本当に簡単ですが、本当に本当に「時間は作れなかったのか?」と自問するとお腹痛くなってしまいそうです。
今日は久しぶりの更新だし(だからなんやねんって感じだけど)、先月しっかりオフした日々を書き記したいと思います。
➤➤目次
刺繍作家である私、ほぼ在宅ワーカーですので、本当に常にうっすらとオンなんですよね。
コロナ禍もあって旅行もあんまりできていなかったし「完全にオフじゃ~!!」にしたかったらスマホの通知をオフにするところから始まります。
だからプライベート遠出はとっても貴重。
ちなみに私は、旅行するときはバチバチに計画を立てていきたい人です。
でもその通りにならなくても全然許せるタイプでもありまして。(なかなか理解されない)
なぜなら現地で「どうする~?」「ちょっと調べてみる~?」の時間ほど無駄なものはないと思っているからです。
現地で興味をそそられてイレギュラーな行動をとるのは全然オッケー!
なんなら空白の時間を態態スケジュールに組み込む時もあるくらい。
でもどう動くか考えるのは出発前だけにしたいんですよね。
だから今回は、ディズニーに行くのがメインでありながらも…その前乗りの日に何をするか、どこに行きたいかはしっかりとリサーチして向かったのです‥。
前置きが長くなりましたが、つまりはめーーっちゃ気合入れてオフりに行った旅ということ!
誰かの次の旅の参考になるとか、夜に友達と雑談するノリの読み物になれたら嬉しいです。
◆ヨロイヅカのケーキ
高校時代の友人で、トシヨロイヅカでパティシエとして勤めていた人がいます。
その子は高校2年生の時に同じクラスだったんですけど、そのクラスで仲良しだった4人組の一人で。
教室の教卓を囲む4席でずっと結託していた、お勉強頑張りたい4人組でした。めずらし。そんな奴おるんか。
そんなだからほぼ授業中のみの仲良しで、部活も性別もバラバラだし、放課後に4人で遊ぶとか一回もしてないし、高校卒業してから会おうってなったのなんかたまたまここ2年くらい単発で…みたいな不思議な縁でした。
高校時代からパティシエ志望だった彼女は当時から「見てて食べてて一番ワクワクするのがヨロイヅカやねん」とずっと言っていたのが印象的です。
美しいケーキを作るのも食べるのも好きで(でもみたらし団子とかも好きなところが私は好き)、そんな彼女が実際にヨロイヅカに勤め始めたと聞いたときは「オオーッ!」となったものです。
そんな彼女も今はフリーランスになり、生活も変わり、2年くらい前からたまに会うようになり。
Facebookだけでずっと繋がっていたのです、めちゃくちゃデジタルネイティブ世代って感じやね?インターネット老人ってやつか?
久しぶりに会ってもやっぱり美しいケーキが好きで、美味しいものをいっぱい知ってて教えてくれるし、私と一緒でコーヒーはブラックっていうところもなんか嬉しかった。
で、この度東京駅で1人フリー時間が数時間ある予定の私。
東京駅周辺で美味しいケーキが食べられるところは?と彼女に尋ねてみました。
そしたら即答で「自分のとこでアレやけど、東京駅近くにも店舗があるからヨロイヅカに是非!」とのこと。
なんかこれ聞いたとき私結構胸熱やったんですよね‥!
もうヨロイヅカ辞めて数年と経っているにも関わらず「この時期は限定のコレが美味しくて、ケーキもいいけどシュークリームもおすすめで‥」と情報がドドっと出てきて。
高校の時に「私はヨロイヅカのケーキがいっちばんテンション上がる」とキラキラしていた彼女を思い出し、あれから色んな道をたどり、お母さんになって、今は現場から離れているけど、それでも即答されるのが10年以上前と変わらぬ意見なのか、、というところにグッと来ました。
この度私が戴きましたのは、「葛桜」という季節限定のムースケーキと、シュークリームでした。
”とぅるりん♪”みたいな音が聞こえてきそうなビジュやでぇ‥
全身まるごとマッタリと柔らかくなりそうなぐらい上品なムースと、この上ないガリガリ系シューのシューアラクレームでした…!
苦めの猿田彦コーヒーをブラックでいただきながら過ごしました。
実はこの直前に、前述した「教室の教卓を囲む4席でずっと結託していた、お勉強頑張りたい4人組」の別の1人とランチしてきたところでした。
10数年ぶりに再会した友人とのちょっとソワソワしながらのランチに思いを馳せながら、そのグループでのまた別の1人に教えてもらったケーキを嗜む…そんなケーキタイムでした。
ありがとうございました。
◆谷中ビアホールのクラフトビール
ほんとはランチそしてヨロイヅカの前にここに先に行ったんですよ。
上野にあります、クラフトビールのビアホール「谷中ビール」さん。
やなかびーる、と読みます。
山手線の日暮里駅の南改札から出て、5分ちょい歩きます。
駅に降り立った時点で察したのですが‥これは是非スマホ最低限のデジタルデトックス散歩がしたい道や!と。
駅を出ると谷中霊園に続く道を行き、霊園の中の道をずんずん進んでいきます。
でもなんか不思議と明るい場所で。
スッと視線を上げるとスカイツリーがわりと近くに見えるのがなんだか安心感があって。
成田空港からのなんちゃらラインという電車が停まる駅のようで、トランジット海外観光客が結構散策してたり。
”japanese last sho-gun ナンタラカンタラ…”とか聞こえてくるのでよく見ると、徳川慶喜のお墓もそこにあるらしい。
霊園の中と言えどかなり広い道で、お花も木もあるし、観光客もいるし、お天気は良いしで爽やかな気分。
そうしてる間に到着したのが谷中ビール。
昭和の空間がそのまま残されたような、懐かしい香りの古民家リノベーションビアホール。
こぢんまりさもなかなか心地いいじゃないか。(孤独のグルメみたいになってきた)
頼んだのは季節のサクラエールを含むテイスティングセット♡
いずれも爽やかと渋さがマッチしたしっかり美味しいビール。
つまみは軽めにアサリの佃煮。
レトロな雰囲気のお着物を召した女将の笑顔も癒される‥。
ほんとはお土産に瓶ビールを買って帰ろうと思っていたのですが、このビールはここで飲むのが一番おいしい気がして、当日現場でのみ楽しむことにしました。
キンキンに冷凍庫で仕上がったジョッキに氷点下を感じる生ビールをグイっと‥とか
いつもの近所の居酒屋で今日のおすすめをつつきながらゆっくり飲む赤星の大瓶‥とか
ちょっと良いラグジュアリー空間でいただく繊細極まりない泡のプレミアムビール‥とか
そんなんも大好きですが、
しっかり作られて、酒器も調度品もそのために用意されていて、深みはあるのに気取りすぎない、そんなクラフトビールを古民家リノベ空間で味わうのもなんか渋くて大変良かったです。
これはもう合法的に自分に酔うというやつです。
カウンター席でビールを注いでもらいながら女将とおしゃべりしたのも楽しかったです。
ビールはなんでこんなに種類によって色が違うんですか、とかの素人質問にも優しく答えてくださいました。
平日昼間の良さを満喫しました!
◆ディズニーランドから出したお手紙
そんなひとりウロウロを経て、旅の2日目はディズニーランドへ。
ディズニーランド、私10年ぐらいぶりでした。
この歳で見るディズニーと、学生時代や子ども時代に感じたディズニーとは違いがあり、その違いでなんだか自分が大人になったことを感じるひとときとなりました。
子供の頃はきっとミッキーマウスに手を振り、写真を撮ってもらうことに必死のパッチだったと思うのですが、今回感じたのはなんといってもサービスの良さ…でした。
当たり前なんか知らんけど?どこを取ってもめちゃくちゃ綺麗で清潔すぎる空間!
細かいところまで世界観を作り上げるのに妥協されていない設備・園芸・衣装・音楽!
入場料さえ払えばこのショーは本当にタダで見てもいいの‥?みたいな気分になることも。
ミニーちゃんが舞台上で早着替えするショーを見たんですけど、
一切周りの手を借りず、ダンスの振り付けのヒトコマとしてドレスを変化させ、帽子を取るといつものビッグリボンがポムっと現れまして‥
ミニーちゃんって指まあまあ太いじゃないですか?
あのお手手でも失敗することなくスカートの留めを外してロングドレスに舞台上で変身し、
割と小さかったハットを取ると中からビヨ~ンと可愛い可愛いおリボンが表れてね。
私それを見たとき、つい衣装の作り手の職人の気持ちに思いを馳せてしまったんです。
きっとここまで至るのにすごい工夫をされて、膨大な実験を重ねてはるんやろな‥と。
演者であるミニーちゃんがやり易いことも、振付の中で自然にに変化できることも、そして演出として衣装のデザインが馴染むことも、一気に全部しかも完璧に仕事されてる…!と思って今回のディズニーではそこで唯一泣いてしまいました。
いやあ、この1年くらいで、職人の努力を感じると涙が出てくるようになっています。
フジコが感動してたら「ああなんか作り手の精神を感じてるんやな」と思ってください。
話は変わりますが、ディズニーランドの中からお手紙を出せるのってご存じですか?
ランド内のワールドバザールにある ハウス・オブ・グリーティング
ここでは可愛らしいハガキや便箋が沢山販売されており、購入時にレジで申し伝えると切手も売って下さいます。
ポストカードは勿論1枚からOK!
パーク内には10か所もポストが設置されているらしく(そんなあるんや今知ったけど)そこに投函すると、ディズニー限定のめちゃくちゃイケてるスタンプが押されてお届けしてもらえます!
なんか誰かにお手紙出したくなっちゃって、昨日行った谷中ビールの女将にお手紙を出すことに。
これまたイケてるのが店内に「ここでお手紙書いてもエエよ」というデスクがあるんですよ。ボールペンも快く貸してくださいました。
あとは機嫌よくポストに入れるだけ!
なんか旅先から(今回は旅先から旅先へというアレでしたが)お手紙書いて出すって、その時の「今めっちゃ楽しいです~!ハイ~!」という空気も一緒に贈れてる気がして嬉しい。
受け取った方も嬉しくなってるといいなと思います。
◆ドリームガーランドカード
あと見てほしいのはこの写真
私がミッキーさんと何をしているのかと言うと、
今年でディズニーリゾート40周年記念らしくて、その特別イベントの一つとして「ドリームガーランド」というムーブを推しているそうなんですね。
さっきヒルナンデスでもやってたわ。
ガーランドが至るところに飾られているだけでなく、ショーやパレードでもモチーフに使われているし、グッズとしてこの世にある全部の色の種類あるんちゃうかぐらい多岐に渡るガーランドが販売されていました。
パーク内のレストランで美味しくランチしたのですが、そこで渡されたのが「ドリームガーランドシール」と「ドリームガーランドカード」。
シールは各々カバンや服に貼って、40周年をみんなで盛り上げよう!と楽しくなるやつです。
カードの方がこれなんか画期的で、
5枚のガーランドがミシン目で切り分けられるようにセットになっていて「いいね」とか「最高やな」とか書いてあります。
みんなの気持ちがもっとつながるように、大切な人やパークで出会ったキャストへ渡してみましょう!
ということらしい。
ディズニーのキャストさんって本当に世界観の番人というか、ディズニーの異空間としてのアレを担っている方々やと思うんですね。
あまり行く機会のない私でも知ってる。
大阪のバイブスを出しすぎるとしたら「アンタ~!名案内やないの~!!これ後で食べや😉」とか言うて飴ちゃんの一つや二つを渡したいぐらいの時が普通にある。
ただ、そんな一般客が我がの鞄から出した飴ちゃんをあげるという行動が諸手を挙げて受け入れられないこともわかる。笑
そういう時にディズニー側から「これ渡したらエエがな!」と予め用意されるものがあるってめちゃくちゃ素敵だと思いました!
素敵に写真を撮ってくれたお姉さんや、いっぱい食器を運んでくれたお姉さん、長い列を明るくポップに捌くお兄さんなどに渡しました!
渡したこっちも感謝を伝えられて嬉しいし、何より貰ったキャストさんがほんまに嬉しそうにしはるんですよね。
確かに普段仕事してて、形あるもので感謝を伝えてもらえるってあんまりないもんな。
言葉も勿論嬉しいけど、こうしたカードひとつあるのもモチベーションの向上にもの凄い繋がっているんだろうなぁと、またひとつディズニーの魅力に気づかされたのでありました。
さっきの写真は最後の一枚をミッキーさんに渡したところ。
フ~~~、新採の時に研修で名刺交換の作法を学んでいて本当に良かったぜ~!!
そんな感じで私の完全オフ旅行の3日間は楽しく過ごすことが出来ました。
ディズニー猛者の妹が驚くほどスムーズに園内を案内してくれたのも本当にすごかった!
ありがとう♡
載せきれなかった写真はインスタにあげようかな。